2011年11月24日【宝くじ】

年末ジャンボ宝くじのシーズンとなった。
「今年は1等の本数が2倍とのこと。」昼のNHKのNEWS。
フィットを始めた頃から宝くじについては1等賞金金額を下げて本数を増やすように!と言い続けてきた。
このような世の中になればなるほどその思いは強い。
なぜならば見たこともなき1億を手にしたところで、消費せずしてタンス貯金へとなるからである。
国はそのタンス貯金をどうにか引き出そうと、2015年1月1日から国民総背番号制を導入する。
にもかかわらず総務省や全国地方自治体は高額の宝くじを発行する。
一人の人に1億をあげた場合の消費額と、10人に1000万をあげた場合の消費額と、100人に100万をあげた場合の消費額とを考えれば、どれが最も消費額が多いかは小学生でもわかるだろう。
益々消費が冷え込むこれから、夢でなく現実を与える宝くじでなくては意味がない。
バブル期はいざ知らず、しあわせはお金などではないと知ったはず・・・
今や正々堂々と声高だかに発しても、誰も冷やかしはしないだろう。
自我を貫いたGODも「宝くじは買わない」といっていた。
いつまで我欲にまみれた国民を国は作り続けるのか。

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