【どこかみずみずしく】

フレアがかった満月が雨の音連れを告げ
乾いた大地にお湿りが降ってきた
湿度が10%を切っても草木は新芽を付ける
この雨でより強く草木は大地に根を張る
雑草なる草はなく皆名を持つも
人間が邪魔だと思うへば刈り取られ
時に除草剤なる化学兵器を浴びせられる
そこにもまた人間同様 自然と人類の戦いの縮図がある

「雨だれ」とともにまったりと仕事がはかどる
陽が落ちても鶯が鳴いている
どこかみずみずしく

カテゴリー: 長岡暢の視点 パーマリンク