【経済津波の予感】

製造業を捨て金融と軍事産業で「強いアメリカ」を目指していたのだが
それで金融の自由化を進め強くするはずだったのだが
レーガノミクスなどでドルの切り下げなどで結果「弱いアメリカ」となり失われた20年が30年となった

一度上げた生活水準を下げることはなかなかできない
そんな民のうっ憤を晴らすがごとく「強いアメリカ」を御旗にトランプが出てきた
確かに中国の発展や言動の伴わぬ勝手な行動は目を見張るものがある
そして始まった経済戦争なのだが大統領選で中断
その間に中国は金融経済戦争への準備を進める
科学技術立国宣言と強い軍事力で繰り広げる戦狼外交

そんな中「成長なくして財政再建なし」などと25年間も馬鹿の一つ覚えのように国民喚起し続ける国
金利がゼロになった95年時以来成長は止まったまま現在に至っている
大国中国では稲盛信者が増えているそうだ そこに日本の80年代後半が見える
世界は持続可能を目指すことができるのか
格差是正をすることができるのか
チェックなき国に国民の声を届けぬ限り止めることはできない
自助 共助などと言っている時間はない
世界危機の中「観光立国」だ「世界大運動会」だなどとうつつを抜かしている場合ではない
このつけは大きな津波となってやってくる

視野広き米国を取り戻すことができるか
バイデンが日本を現実に解き放つことができるか
日本にとっても米国にとっても重要な岐路となる
戦後初めて自立の時がやってくる

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