【危機感】

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GDPがマイナスになっても
先進国の中で国債の格付けが最低になっても
景気は返りつつあるのだそうだ
GDPはすでに中国の半分に低下しドイツに抜かれるのもここ2~3年だろう

カラ元気な国のこの先に最悪な事態を予想している人々はどのくらいいるのだろう
ネガティブとかポジティブといった次元の話でなく
あらゆる指標がその先を示しつつある
報道の仕方が異なる新聞やNewsはもはやその価値をなさず

すでに為替の暴走を止められる者はいない
「皆さんに信任されたから・・・」と責任転換することは明らかであり
答えがわかりきった方向へ付き合わなくてはならぬことほど無意味なことはない

いつでもどこでも危機感を抱き
無駄な抵抗等とののしられようが もがく自分がいる
その先に光明があるものと信じ 生かされている自分がいる

「詳しくはわからぬが増税は必要らしい」
なる有権者はこの表紙を見て何を感じるだろう

勧められた書物など読まないのが人の性
だから見るだけでいい
「無税国家」にするためにあなたにできることといへば何だろう
もはや政治家や官僚に任せていてはどうにもならない
なぜにこれほどまでに税金が必要になったのか
本当に社会保障だけのために税金が必要なのか
ならばなぜに格差が開きつつあるのか

ちなみに本書内容とは一切関係ない
本書は学者のたわごとに過ぎない
でも少なくとも18年前に無税国家についての彼らが眼を向けたことは事実である
この国に危機感を持ったことは事実である

18年後の今もなお危機感を持たぬ有権者たち

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