【道義的観点】

罪人多き自民党の中で今月入閣した閣僚と自民党の新しい党4役のうち
高市早苗経済安全保障担当大臣
萩生田光一政務調査会長
小渕優子選挙対策委員長
おととしの衆議院選挙の直前、国の公共事業を請け負っている事業者から寄付を受けていたことがNHKの政治資金収支報告書調査で判明
3人の事務所はいずれも「道義的観点」から寄付をすでに返金したか、今後返金する予定だと回答
調査は誰でもできるものの 国民にそんな時間はなく もっぱらマスコミの仕事
故にマスコミを統制したがる官僚・政治屋たち
見つからなければ儲けもの
見つかってしまったから「道義的観点」を理由に返金 
そこに「返金すれば問題ない(何の罪の元われない)」なる安易な考えがある
道義(人の守り行うべき正しい道徳)とは何か?
「何を守り行う」のかと言へば自分を守り(保身)であり
「正しい道徳」はといへば屁理屈以外どこにもない
政治屋にとって「観点」とは国民・マスコミの「目」であり
日々忙しく調査もできぬ国民にできることは
罪人の犯した罪を忘れないこと
そのために政経学部は政治屋個人の不正を政治資金や権力、ハラスメント別にまとめてみてはどうか

カテゴリー: 長岡暢の視点 パーマリンク