【雨の湖上に響く音を聞きながら】

いくら花火でも 毎晩上がれば飽きる
鳥の軟骨が好きでも 毎晩軟骨となれば
たまには刺身も食べたくなるように
めったに見られないから見たくなるだけのこと
今や花火師の生活のために上げているなどと斜め解釈

花火もとうに解は出尽くした
となれば一層 花火シュミレーションソフトを用いて
クライアントが設計した花火を
花火師が作り 夜空に上げて評価する
見学者参加型による花火鑑賞くらいしかない
無論上げる場所により寸尺に制限を設ける必要がある

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