【検証なきやってる感】

●厚生労働省のワクチン廃棄:職員の仕事が増えるから原因追及はしない(後藤茂之)
●山口県・阿武町の給付金ミス:お金が戻ればそれでいい
●知床観光船「KAZU I」引き上げミス:委託業者の素人的な仕事に苦言をしない(斉藤鉄夫)
この国の特徴を表した三つの事例
共通点は「やってる感だけのケアレスミス」が原因になっていること
原因追及をしなければ真の対策ができず同じミスが繰り返される
にもかかわらずこの国は原因追及=責任追及と捉える感がある
この視点が国を衰退させる
こんな面白い話もある
国の研究費の搾取をめぐって複数のテーマをかけ持つ研究者の実態
1~3件:45%
4~6件:35%
7~9件:14%
10件以上:6%
国は「研究費が集まるのは優秀な研究者が多い。同僚の評価に基づいて配分を決めており過度な配分はない」
というものの確かめてはいない
この方40年 お付き合いした教授は数あれど 優秀な教授は片手を超えない
検証なき国に血税の配分を任せてはドブにカネをバラまいているのと何ら変わらず
みなやってる感を演じては今だけカネだけ自分だけ
人類が終わる前に日本が終わる日も近い
どの国で人類の最期を迎えるのだろう

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