【停滞と搾取の悪循環】

内閣支持率が上がっている訳を聞かれれば
「聞く」ことに力など必要なく 「修正力」だろうか
何か声が上がればすぐに政策修正することが支持率上昇につながっているのかもしれない
となれば当初の政策が如何に熟慮されていない場当たり的な政策であるかが浮き彫りとなる
でもその一方で中にはそれが正解であった政策もある
そのいい例が「人災第6波」
昨年11月末、国土交通省(斎藤鉄夫)がコロナさんの水際対策における「全国際線新規予約一時停止」がある
邦人だから感染しないなどという理屈はなく この要請は間違いなかった
ところが出稼ぎ邦人からブーイング
恐らく権力を持った物言う邦人がいたのだろう
1日で方針撤回 結果出稼ぎ邦人たちが日本各地に感染拡大をさせる結果となった
何かあればすぐに修正しては不満を抑える目的は長期政権目標にあるのは言うまでもないが
「新しい資本主義」いまだ見えず
「成長と分配の好循環」とは成長を仮定しての事
30数年大きな成長もなく 税収集めに固執しては浪費を繰り返し
スタグフレーションに拍車をかけるかの如く賃金引上げ要求をしては景気を悪化させるその目的は売国以外考えられず
中小零細のタガを外せば大企業が崩れ落ちる事など理解できないのか
東証までもがこの場に及んでグループ分けをしたところで
肝心の上場企業が停滞していては まさに停滞と搾取の悪循環
せめて「新しい資本主義」とは「修正資本主義」を意味しているなどと指針を示すべき

カテゴリー: 長岡暢の視点 パーマリンク