【せめて心 やさしく生きて逝きたい】

「公助」などするはずもない国が国民に「自助」「自己責任」を強要したところで
「恥」の概念を持つ日本人に「公助」はなじまず
政治への不信が社会参加意欲を失墜させれば 愛国心もやがて消え失せる
一部の極右が道徳感情による功利主義で戦争に走ろうが戦いにもならず

二極化した国民は「人に迷惑を掛けたくない」なる「恥」の概念が増し 孤独死や火災が増える
延命を図る官僚・政治屋はグローバル企業や投資家に売国
みなそれぞれの「今だけカネだけ自分だけ」
これが「おもてなしの国」を誇る日本の実態
電車の中で放火をしようが
「誰でもよかった」「死刑になりたい」なるコメントを聞こうが みな無関心

人は誰かから助けてもらったとき お世話になったとき 感謝という感情を抱く
この感謝は向社会的な行為を伝搬させる力を持つと言われる
助けてもらった人は 助けてくれた人に恩返しがしたいし
他の人にも同じようなことをしたい
恩返しをしてもらった人もまた 同じような人を助けたいと思う
この何気ない向社会的な行為が「思いやり」を形成する
そこに「してあげる」「してもらう」はなく 
心穏やかに生きて逝くための「自分だけ」がある

カテゴリー: 長岡暢の視点 パーマリンク