【都会に九相図をみる】

都心を東へ南へと車を走らせれば風景に溶け込まぬ建造物
ほとんどが世界大運動会の遺物というも
首都圏にすむ人々も入ったことがないという
財源に自分らの税金が浪費されていても気にならないのか
日当35万円の輩や無償のボランティアにより行われた不公平極まりない祭りごとはすでに過去のこと?
目先はすでに「未来の日本」にあるという
新聞は与党優勢を告げるも「政治とカネ」も世界大運動会と共にもはや跡かたもない
検証をしないこの国に「改革」とは言葉にすぎない
コロナさんに立ち向かうべく憲法を変えて強い権力を持つというも
無能な指導者に権限を持たせた実験をして今日の日本があることすらDELETしたのか
実験はまとめて新たなる事実を得てこそ実験となり
考察を得て初めて新たなる方針(進むべき道)が決まる
検証なきものを実験(改革)とは呼ばず
検証なくして「次行ってみよう!」と長さん(いかりや長介さん)となる

あちこちに人が潜み車をみつめる目は自転車に乗った老人と白バイ
どの車に飛び込めばお金が取れそうか
どこで網を張れば切符が切れそうか
人が多すぎるから息苦しいことに気づかない 便利を選んだ輩たちの九相図がそこにある

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