【戦後洗脳史は未だ続く】

ラムダ株が発見されたのは7月23日
Blogでも24日に武漢9号として取り上げた
でもマスコミ発表は8月6日となった
そしてその感染者がオリンピック関係者であることが分かったのは13日昨日である
厚生労働省によるオリンピックのための隠蔽とみられても仕方があるまい
故にコロナ・五輪対策を戦時下と重ねる敏感な輩が出てくる
無論自分もその一人なのだが
そもそも厚労省の前身・厚生省は敗戦後
大陸や南方に取り残された日本人たちの復員・引揚事業を引き継ぐ形で 旧陸軍省と旧海軍省を吸収している
恩給の格差、消した年金をみても厚労省が 自国民の命を軽視して暴走した「旧日本軍」の系譜にあることは明らか
故に目に見えぬ出入国在留管理局などでの非人道的な行いが続く

戦後76年経っても「国=大本営 国≠国民」であり 国民を脳みそ筋肉化しては洗脳を続ける

昭和19年11月以降の日本における個々の戦争体験を語ることも重要なのだが
「戦争はしてはならない」で終わることなく
「何故に戦争に突き進んだか」と戦争の歴史化をする必要がある
と説いたのが半藤一利さんの想いを引き継いだ保坂正康さんである

縄文だ弥生だとどうでもいい時代に時間をかけては
近代史は「読んでおくように」で終わらせてきた歴史教育
何故に靖国に参拝して近隣諸国から非難を浴びるのか
平成は愚か昭和の人間でさえ答えられない人間がいる

「アメリカ国民を守るため」と原爆正当論が進んでいた米国にも
広島への原爆投下から76年となった6日
米国の平和活動家や市民ら計約30人が首都ワシントンのホワイトハウス前で核兵器廃絶を求める集会を開き
「被爆者や日本国民に謝罪したい」と訴えた

取り残されるのは日本国民のみ
「戦争の英霊に尊崇の念を示すのは当たり前のこと」と岸防衛相が靖国参拝
岸の言う「英霊」とはA級戦犯のことを意味するのか
才能や英才があったのなら戦争は起こさなかったはず
対米戦を避けようとした山本五十六などの声が聞けなかった愚者に「英霊」は不適切だろうが

島国でありながら瀬戸際対策もできず
情報隠ぺいをしては国民を洗脳し続ける国
これが安倍や日本会議の目指す「美しい国」なのか

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