【小田急殺傷事件】

「幸せそうな女性を見ると殺したいと思った 誰でもよかった」
36歳にもなる男はこう供述した
6年前から女性中心の世の中に違和感を抱いていたのはわかる
でもだからと言えあまりにも犯行内容が幼稚化している
・一番は「幸せ」の定義である
 遅くとも25歳までには答えを見つけていなくてはならない
・二番目は「なぜ殺したいと思った」のか
 自己のためなのか 社会のためなのか と三位一体で問わなくてはならない
・三番目は「誰でもよかった」
現在の犯行理由の慣用句「誰でもよかった」を使えば酌量の余地があるとでも思ったのか
・四番目は「犯行内容の吟味」である
 サラダ油に火がつくはずがないことなど小学生でも知っている
 逃げ場のない快速急行を狙ったにせよ あまりにも計画が甘い

この手の短絡的犯行は近年増えつつある
少なくとも上記一番の受け皿として宗教があり
そのニーズをとらえたのがオウムだった ことを忘れてはならない
政府のように原因を分析しないまま愚策を施行してはならない
施行ができないからと言って政府の真似をしてはならない
どうしても犯行をしたいのであれば勉強をして一から四の答えを出してから
緻密な計画を立てることだ
酔っぱらいの喧嘩とは違うのだから

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