【北杜夫さん逝く】
関西へ向かう車の中で北杜夫さんが逝ったことを知る。
どくとるマンボウ青春記とムツゴロウの青春記は、遠い昔読み比べした書籍。
北さんも畑さんも医学部卒業の作家。
北さんが蝶の収集家であるのに対し、畑さんはムツゴロウ動物王国代表。
と切っても切れない二人。
恐らく年下の畑さんが北さんを意識していたのでは・・・と中学の頃自分なりの勝手な解釈をしていたのだが・・・その真意はわからない。
「自己を高めてくれるのは能動的な愛だけである。たとえそれが完璧な片思いであろうとも。」
【奈良】
先月に続いて奈良へ・・・
「どこゆくの」の設置である。
奈良においても認知症は増え続ける一方。
仕事を済ませ法隆寺へ・・・奈良はいつ来ても時の流れが違う。触れる風が違う。
それは高いビルが無いからかもしれない。風土のせいなのかもしれない。
秋の修学旅行生が少し、大方は65歳以上の人々。
聖徳太子の権力の大きさも計り知れない。でも個人的には建物や書物などに目が行ってしまう。
どこからこれだけの材を持ってきたのか。
如何にして木版を作ったのか。
庭の楠は何を見てきたのか。
独り時間を忘れ、そんな中にいると時の流れをも忘れてしまう。
夢殿本尊秋季特別開扉で中を見るも予備知識無き自分には救世観音が祀られているということだけ。
現代を救うにはどうすればよいのか・・・そんな思いを懐きながらも・・・
欅のような堅い木を如何にして加工したのか?
柱の割れに埋木をしてあるが、そんなことをいつ頃から考えたのだろう・・・
おかげですっかり時間が過ぎていた。
子供の頃とは視点が違う。でも自分が65になってこんな時間はあるかどうか・・・


【円高】
帰りのラジオからは為替にニュースが幾度と無く流れる。 東京市場で初の75円台。
あわてることはない。
すべては欧州26日(日本時間27日1時)のEUでの会議により決まる。
為替の行方はそれからだ。
欧州各国が正論を言っても実行ができるかどうか・・・
みな最後は自国を守りたいのは当然だろう。
国連が今何故人口増加問題を発表したのかはわからない。
でも今は欧州問題を論ずるとき。
【TPP】
帰宅すれば東京ではTPP問題が論じられたらしい。
賛成論者、反対論者それぞれ無責任な自己利益のみの考えを論じている。
両サイドよく考えて欲しい。
他国との格差は何なのか?
それは関税などでなく、人件費であることを。
農業はJAにより守られてきた。しかし漁業はどうだろうか?
漁業は誰からも守られていない。
100円のものを販売した場合45円の利益を得る農業に対し、漁業の得る利益は25円にすぎない。
TPPがどうであろうが漁業には関係ないこととなる。
外貨を稼ぎ合わなくてはならぬ各国。何度も言おう。
各国とも外貨稼ぎに夢中になっている間に、足下の問題が土台を蝕んでいることに気付くべきだ。
そして内需(地産地消=自給自足)に目をむけるべき。
右脳で考えること。