【民主社会主義】

アメリカの若者たちにも民主社会主義などが話題になるとは
それだけ米国の実体も芳しくないことは容易に想像がつく
74歳と日本で云へば後期高齢者のサンダース氏
「政府は一握りの億万長者のものではない」とウォール街を批判
富裕層増税や公立大学の無償化などの訴えに 格差社会の是正を求める若者層が共鳴し
草の根運動で選挙戦を展開している
どこまで本気かはわからない
一石投じることが主なる目的なのかもしれない
それでも力の米国において視野を広げる光明となれば大きな成果となることは間違いない

投票というものは欧米型の民主主義
「人間はみな平等だ」なるイエス・キリストの考えから民主主義は成り立っている
日本の政治も民主主義の御旗のもと すべては数により決定している
山へ行きたい人が三人 川へ行きたい人が二人
となれば多数決にて山へ行くことになる
川へ行きたい者もいやいや山へ行くことになる
これが多数決の暴力なるもの
ここで「川へ行って何をするの」「釣りをしたい」
「山へ行って何をするの」「紅葉を見たい」
となれば「山へ行って釣りのできるところへ行こう」となる
これが民主社会主義なのだと思う

日本で民主社会主義などと云へば危険思想だと懸念される
でも何らかの経験を積むことにより選ばれし者になれば光明が見えるように
それだけこの星にそんな人々が増えつつあることは間違いない
ならばどんどんこの星が衰退して逝けばいい
権力者たちが自らの間違えを認めひざまずく姿を見てみたい

カテゴリー: 長岡暢の視点 パーマリンク

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