【斎藤理玖ちゃん】

厚木市遺棄死事件
この子は何をたよりに生きていたのだろう
誰を求めさまよってつづけたのだろう
誰かそんなことを考えただろうか

独り寂しかっただろう
孤独などという意味も知らぬまま物体(白骨)化してしまった子に
何を察してあげられよう
ただただ 泪することしかできない
無力さ

何気ない日常的事件として片付けられてしまう
そんな乾いた心の底に 言葉を発することしかできない
無力さ

人は一人で生きては逝けない
でも独りで逝かされてしまった
そんなことが 許される星なら
そんなことを 何も思わぬ生き物ならば

二度と生まれ変わることなく
君が生まれたところまで もどればいい

そう この星がおかしいのだから
そう みながゾンビ(金星人)なのだから
そう この世に力などないのだから
そう ゾンビ(金星人)はみな無力なのだから
そう 金や欲望に踊らされているゾンビ(金星人)なのだから

遠い星へ逝くんだよ
ゾンビ(金星人)の心がどこに逝きつくのか
見ていてごらん もうすぐわかるから

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