暗い窓辺を見上げては
おめでとう とつぶやく
この間夢を見たよ
君の椅子に君がいる
一緒に仕事をしている
夢なのか? と思い問いかけるも声が出ない
君の眼は僕を見つめ微笑んでいる
うれしさのあまり 言葉が出ない
この時のために言葉を用意していたのに・・・
ひとりで生きて逝くことなどできないよね
でもあれからそうしているよ
四六時中 独り君によって生かされている
信じている 君ともう一度夢を追えることを
約束通り魔法を見せるために
月は雲に隠れても
狭きこの盆地のどこにいるだろう
この雷音を受けとって