【目的】

社説に並んでこんな記事が載っている。
130926朝日社説
【校長名公表】
数日前にもBlogした内容だけにおもしろい。
何事も目的を明確にしなくては問題解決につながらない。
学力テストの目的とは何なのか?
この論説委員が言うように教師や生徒本人が弱点を知り克服するのが目的であったとすれば、
国はソートをかけて比較する必要などないはずである。
教師の指導力を知りたいのであればソートをして比較することもあり得る。
文科相は戸惑っているが、戸惑うくらいならば初めからしなければいいだけのこと。
子供のころ塾通いの目的は、「授業について行かれないから・・・」が理由だった。
それがいつしか、「学校の授業では不足だから・・・」に代わっている。
このことをどう見るか?
大人は知っているはず・・・
真の勉強は社会に出てから・・・
学校教育はガイダンスに過ぎないことを。
社会に出てからちんぷんかんぷんではならないから、せめて本やNetを見れば理解できる。
その程度でよいことを。
子供からすればいい迷惑。
目的とはそれだけ大切なこと。
社説とて同様。目的を明確にして論説してほしいもの。

【地方議員の質】
自分なりに首長や議員を大別すると
1)職業議員  : 報酬目的とした首長・議員
2)名誉職議員 : 自分の名誉を目的とした首長・議員
3)奉仕議員  : 本気で社会を変えようとする首長・議員
となる。
勝手に番号を付けたのは個人的推測のもとに人口の多い順番のつもりで付けたもの。
議員はその昔ボランティアから始まった。
官僚のチェック機能を果たしていた。
それが官僚の口車にはまり議員にも手当を出す。なる提案を受け入れ。
結果今日のように議員が官僚のいいなりになってしまった。
その質を上げるとはどうあるべきなのか?
そこから論説しなければ単なる空欄埋めに過ぎない。

まずは有権者が議会の実態をしること。
そのためには議会の情報公開が必須となる。
実態を知らなければ質を論議することさえもできないのだから。

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