春来雪なる言葉を作りたい。
それは春を告げる雪。
決して積もることのない
誰からも好かれることなく
落ちてはすぐ消えるはかない運命にある。
国家的な争いから個人的な争いまで、
常にその根源にあるものは
分かり合えぬ意志のすれ違いと、
我慢できない人間の性や業にある。
ただじっと娑婆の衰退を傍観していられる位置に立ち
時を待ち 人待つことの
かすかなる 風にうなずく 山吹の花
-鳥海昭子-
なる詩でも口ずさみながらずっとその時を待てばいい。
春は必ず来る。
でもその時はいつ来るのかわからない。
きっと娑婆の衰退が答えを出しくれるだろう。
ヤマブキの花もうなずいてくれた。
