【時などに惑わされることなく】

風説の流布により現実回避してしまう世の中に警告を発したのか?
福島第一地下貯水槽から汚染水漏れ。
ストロンチウムが見つかった。
にもかかわらず一夜経った新聞にはストロンチウムの記載はなく。
報道規制されたのか?
半減期が28年と長く、土壌汚染から内部被曝をすれば骨腫瘍に至る。
自然界には存在しないまさに原発の副産物。
時が経つということは、良くも悪くも人間に記憶に膜をかける。
どんなに悲しい日々を送っていても睡眠もすれば食事もする。
生を意識せざるを得ない。
風評の流布なる言葉をもってあやふやにしてしまうのだろう。

悲しみの中で失ったものの大きさは日に日に増すものだ。
そしてその一方で、その存在が自分にとって如何にかけがえのないモノだったかを再認識することになる。
だから生などに固執しなくなる。
共に生かされて逝こうとする。
時などに惑わされることなく逝けばいい。

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