【そして学ばなくてはならないコト】

「アッツ島玉砕」
藤田嗣治(1886~1968)の代表作。

芸術が戦争画(戦意高揚)に利用された時代。
戦時中の芸術家。
注視すべきは藤田氏の視点である。
自分の絵が国の役に立つ。
ただそれだけで満足していること。
見てもいない光景を描き、国が美化し国民の高揚を煽る。
今思えば情けなきこと。
そこまでして売名したかったのだろうか。
好きなことが出来れば、名が売れればそれでよかったのだろうか。

しかし半世紀を過ぎた今、
その絵の存在価値が証言する絵画として高まることになろうとは・・・
時代はいつの世も悲惨なもの・・・
そしていつの世も共通して言えることは
国策を信じるとろくな結果にならないことだ。
玉砕などと言う言葉など存在してはならない。
写真ではなくて絵画だから人に伝わるモノ。
そして学ばなくてはならないコト。

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