内部被曝(Vol.2)

福島全県民(203万人)への30年にわたる健康検査が行われるという。
初頭の屋内待避が逆効果だった気がしてならない。
当時大騒ぎしていた自分に世論は冷ややかだった。
国民も国の基準値を鵜呑みにしていた。(双葉町民以外は・・・)
今までに被爆の事例が少ない中で何故にして専門家の見立てをそのまま信じてしまうのか?
日本人が1年間に受ける放射線量の平均は、医療も含め、3.75ミリシーベルト。
世界の平均は3.13ミリシーベルト。
(日本人の平均数値がやや高いのは、X線撮影などの医療からの放射線量が世界の0.61ミリシーベルトに対して、2.25ミリシーベルトと高いことが主な理由。)
それが福島第一原発以降、健康に影響が出るとされていた100ミリシーベルトになり。
そして福島第一の作業員については250ミリシーベルトに変更された。
これらの基準値はあくまでも外部被曝値であり内部被曝値ではない。
(広島、長崎の被曝の影響を日米共同で調べている放射線影響研究所にも内部被曝値の基準がない。)
福島第一の作業員の中に子供を持った親がいればどうなるのか?
1100キロ離れた佐賀県の松葉からもセシウムが検出されたと新聞にある。

このところ信州は空梅雨であるだけに東北の方も雨が少なく安堵しているけれど、目に見えぬ放射性物質にたいし、いまだ襟付き長袖、窓は閉めきったままの生活を送っている。
昔は風にあたることが人一倍大好きだったけれど今はその風にも顔をそむけてしまう。

ここへ来てようやく地上5cmでの放射線量を計測するようになった。
何故5cmかと・・・地上に置いては計測器そのものが被曝してしまうから。

東電ばかりがいけないのでなく、原発を推進してきた自民党がいけないことを誰もとりあげないのは何故だろう。
相変わらず業の強い政治家達に、これ以上何も言うことはない。
天罰を待つしかない。

個人的には雨が欲しい。
雨音が心に優しく響くから・・・
福島第一で作業している人たちの心にも優しく響いてほしい。

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