【エルドアン vs プーチン】

プーチン戦争から6カ月
世界は3極化した
・中露連合
・西側連合(米欧日)
・中立諸国:トルコ/インド/南アフリカ/サウジアラビア/ブラジル
中でも中立諸国が世界の人口の32%を占める
近年国力を伸ばしてきた新興国だけに
その判断基準は「自国にとって損か得か」で決まりそこに民主主義などない
西側連合はこれら中立国を如何に説得するかが要となる
民主主義でなく人道主義がkey-point
ロシアの行いは明らかな戦争犯罪に変わりはなく
この戦争を終わらせるためにプーチンを話し合いの場につける必要がある
そのためにはプーチンを本気で追い込むしかない
プーチンは極右団体 「ロシア民族統一」の思想家
アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘を自動車爆弾の爆発
得意の自作自演の動機をもとにウクライナ侵攻を戦争に変えることになろう

ここでのkey-manが黒海の番人トルコのエルドアンとなる
「ウクライナへのクリミア返還は国際法上の要請だ」とロシアに迫れば
メンバー少なき中露連合も焦りだす
クリミアにはトルコ人に近いクリミアの先住民族「クリミア・タタール人」もいることを考えれば大義もたつ

プーチンはロシア国民を洗脳しているものの
戦争に引き出し支持率低下、洗脳解除を最も恐れているとみれば
この機をついて西側(NATO)が一気に畳み込みをする好機となる
エルドアンの脅しにプーチンがどう出るか
エルドアンが戦わずしてプーチンを話し合いのべに着けさせることができれば
エルドアンはNATOの第一国となる

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