【物言う株主 vs 物言う社員】

プライム市場の幕開けを前に東芝の株主騒動問題が暗い影を落とす
「会社は誰のものか?」この問いに回答できない国がある
この国にプライム企業(優良企業)がこれほどあるわけがなく
指定銘柄も12銘柄だったことを踏まえれば 今や両手にも満たないだろう
にもかかわらず評価が甘い東証の目的もまた「今だけ金だけ自分だけ」

さて日本の原発を担いCanonをも助けた東芝は
重電三社の中で押しも押されぬ国を代表する企業であることは誰もが認める
その企業が投資ファンドの餌食になろうとしているにもかかわらず
萩生田経産相は思考停止状態
さてどうすればよいか
「会社は誰のものか?」この問いは避けては通れない
会社は社員と投資家のものである
そしてそこには社員と投資家の厚い信頼関係が必須条件となる
・理想は投資家の社員を増やすこと
今回のようにてんぱった場合
・社員が意思を表明すること
会社は社員によって成り立っていることを示すこと
ストが一般的なのだが、場合によっては出社拒否、集団退職でもいい
投資家vs労組(社員)に持ち込むこと

Amazonでも労組ができた今
無能な経営者に代わって 物言う株主vs物言う社員
なる構図に持ち込むことが真の企業価値を高めることになる
物言う株主に物言う社員が含まれれば これよきこと

カテゴリー: 長岡暢の視点 パーマリンク