2011年9月4日(台風12号)

自然災害が多い年。
和歌山や奈良の方々にはご冥福を申し上げます。

諏訪では今宵も花火があがる。
正直今まで数多く花火を見てきても、心底好きになったことは一度もない。
一瞬の華やかさが消えゆく姿に、どうしても人生を重ね合わせてしまう。
昔習いごとの帰り道に、
「あと何回こうして自転車のペダルをこげばいいのか?」と何回思ったことか?

どんなに盆地にその音をとどろかせたにせよ、僕の心には響かない。
多くの人の心を動かすことができても、一人の心を動かすことはできない。
それが出来るのは、ただまっすぐに信ずる心。

散りぬべき、時知りてこそ世の中の、花も花なれ、人も人なれ  (細川ガラシャ)

残された時間を必死に蝉が泣いていた。
2011年9月4日。
                                              合掌。

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