【感動作戦 vs インパール作戦】

歌川広重の雨のような重い雨が大地を叩いた
天気予報だって見ていたはず
プロ野球でもあるまい 消化することだけの高野連が透けて見えたコールドゲーム
「1年間の成果を見せて 僕たちも感動を届けたい」なる脳みそ筋肉Jr.たちの思いを踏みにじった
去年はここまで感染が広がらなくても甲子園は中止だったのに・・・
全ては世界大運動会がトリガーとなった
故に世界大運動会による政府の「感動作戦」は失敗に及ぶどころか
尚もこの感染拡大の中世界パラ大運動会を強行採決すればするほど
「世界大運動会だってやったのだからいいじゃない」と感染は拡大する
結果香「感動作戦」がすればするほどマイナス効果に働くことは間違いない

一日遅れの新聞でTVのNews以外の身近で起きた災害を知る
天気予報で少し先の状況は把握できても
対策を先延ばしにしてきた組長にできることは言い訳を考えることのみ

東北の復興しかり 聖火台のない競技場しかり
多額の血税を浪費でなく投資に使っていたら 天災による被災は避けられたはず
政治屋は華やかな浪費にはカネを使い 地味な投資にはカネをけちる
その目的は下らぬ見栄の自己PRにすぎず
故に有事が起きるとすべてが事後対応となり 
皆 申し合わせたの如く「想定外だった」「100年に一度の・・・」を口にする

1年前すら振返らずただその場しのぎの思い付き対策を続けたところで終息が見えるはずなどなく
原因追及ができないから対策が打てず 反省すらできない
日銀総裁は頭の中が「2%」 大本営の閣僚たちの頭の中は「ワクチン」
戦いの目的は母体を減らすことであり ワクチンはマスク同様の竹やりにすぎない
納税をしても自宅で何もしてもらえず逝く人々をみれば まさに人災
愚策インパール作戦と二重像合致するのは自分だけではあるまい

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