【9年目の月の光】

電波時計の時刻補正みたくすっかり冬支度
湖面が月光で波打ち「月の光」が主役の季節となった
被災地の方々はどんな想いで月を見上げているのだろう
余りにも他人事の世間に自分を重ね合わせているのだろうか
生意気な言い方かもしれないが
人は皆そんな悲しみから成長する
無論自分もこの先 悲しみは続く
想いでは辛く戻りはしない
でも想いでよりも辛いものが未来を残して終わることだとしたら
それは逝く人もしかり
残された人もしかり
未来を共にできないこと 同じ時間を共有できないこと
9年目の「月の光」にあの時と変わらず自分の影を追いながら
月と同様変わらぬ自分を確かめる

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