ずっと左の壁の孫の写真を見ていたのだろうか 左の眼尻に涙の乾いた結晶が溜まっている 何を想っていたのだろう いつもように話しかけてはアイコンタクト
紺碧の夜空に高く見下ろしている美しき望月が やさしき月光を降り注いでくれる
この世で初めに愛を注いでくれたように 今この人によって生かされている自分がいる
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