【味は愛】

愛がひとつでないように
味もひとつでない
にもかかわらず優劣をつけるのは何故だろう
にもかかわらず集合化するのは何故だろう

母の漬物を昔のおふくろの味だと
田舎に来るたびに絶賛していた鳩ケ谷の叔父

味にも愛にも優劣などつくはずはない
他人などに説明のできない情感がある

計測器に万能機がないように
万能な愛も味もない
想いが入った味だから何物にも勝てない
想いが入った愛だから誰も否定できない
愛は味であり
味は愛

失ってから思うもの

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