展示会を前にいつものようにドタバタと時を過ごす。
対岸は霞み 人々は花見に酔いしれる
PM2.5を体の奥深く吸い込み時を過ごすのもよかろう
散り逝く桜の花びらを見ていると
かつてこの国は桜を軍国主義の象徴としていたことを思い出さずにはいられない
そのせいなのか 桜は世をはかなんだり、権力者の落胆によく託される。
桜の寿命が人と同様だからなのか・・・
もう一花とは桜のことなのか
でも桜を製材してわかることは栃同様な縮み杢があること。
心の扉の中に縮が詰まっている杢目ほど美しいものはない。
桜は人間同様病気にかかりやすい
これまた人間同様樹医はセメントをあてがい樹齢を伸ばす
果たしてそれが桜にとりよきことなのか
うとんぽになった木を薪やチップにするのでなく
その木の生き様に触れながらともに生きて逝きたい
毎朝 杢目を見ながら自分の生き様を問う
人を製材することはできないから
今日も思ったように生気るだけ
杢目を残すために
届けるために