景気回復とは何だろう。
誰もが「景気が良かった頃の状態に戻す。」ことを意味するだろう。
でも果たしてそれが景気回復なのだとすれば、景気回復でなく好景気と呼べばいい。
「景気回復」
「異常なバブル景気のような好景気を正常な状態に戻す。」ことも景気回復を意味するので有れば、
現状は前者、後者どちらだろう。
地産地消が進む中、輸出はしなくても経済は回る。
となれば当然格差が生じる。
この対策となる経済対策と言えば各国の中央銀行が金利を下げて(=輸血して)
通貨をより多く流通させようとする。(=血の巡りを高めようとする)
でもそのお金(血)が果たして
倒産しそうな企業に回り、倒産が回避される。(=壊死した細胞を快復させる)
失業者が職を得ることになる。(=新たな細胞を作る)
減った収入が増える。(=血液を作る)
のかと言えば、
一向に末端の症状改善につながらないのが現状。
何度も経済対策(輸血)をしても流通はずの通貨が一部の企業(=静脈瘤)に集まり、
結果貧富の格差(=壊死した範囲)が増大した。
本来ならば高所から低所に流れるはずの水が
静脈瘤により流れなくなってしまったのが現状であり、
輸血だけではどうにもならない。
かといい産業を興せばいいと未開拓地に進出をすることがよいことなのか?
需要開拓が正しいことなのか?
人件費が高所から低所に流れ、(=高血圧が下がり)
低所の人件費が高所に流れ(=低血圧が上がる)ない限り
流通やモノづくりなどでなく、
社会作りにこそ真の景気回復の解が存在しているのだと思う。
貿易赤字が増え続けても景気は回復しているというこの国において
「景気回復」なる言葉を聞くたびにいつも思うこと