経済津波(Vol.2)

【経済津波】
米債務問題は、依然8月2日を前に駆け引きが続く。
個人的予想をすれば、最終的には民主党が共和党案(段階的引き上げ)を受け入れ決着がつくのではないかと考える。
でも本格的な円高が続くことには変わりはない。
先週の77円は想定済み。来週は最悪75円を想定しておく必要がある。
各社想定レートを80円にしたものの、為替の早さについてはゆけない。
その先にあるものは海外進出のみだろう。
日本に研究・開発を残すとはいうものの、現場と離れた研究・開発部門が良い物を作れるとは思えない。
電力問題は政治家がいろいろ議論することなく、この経済津波により解決するだろう。

今後いやおうなしに、一層の経営力が試されることとなる。
その象徴的な事件が三洋電機。
三洋電機が白物家電部門を中国のハイアールに売却。
三洋電機と言えばオゾンを使用した洗濯機AQUAなど個性的な物が多い。
業務用でもそのシェアは高い。
少なくとも買い取りをしたPanaよりも個性的な製品が多かったはずだ。
経営判断が明らかに疾走したと思われても仕方あるまい。
松下幸之助さんが生きていたらどんな判断をしただろうか?
自分の名を取るか?実力をとるか?どちらだろう。

【子供手当】
何故に手取り860万なのか?子育ての95%以上をまかなえるから・・・とのこと。
よく考えて欲しい。何故に子供手当が必要なのか?
少子化対策もさることながら養育費が目的。
皆の公平性でなく、ボトムアップを考えるべきである。
ボトムアップをすることにより平均値が上昇することになるからである。

データは古いが、子供がいる世帯の平均収入額は694.1万となる。今となればもっと低下しているだろう。
このように平均値以下を補強することこそが真の目的を達成することだと思うのだが・・・

【財源問題】
一時期は大きく増税に傾いたが、ここへきてあの自民党から増税反対などと耳を疑うような意見が出てくる。どうしてしまったのだろう?
税収37兆円のうち、32兆円を占める人件費の30%カットをすれば9兆6千億。(これは格差是正にもつながる)残りは政府保有株(JT、NTT)の売却や、国有資産の売却をすれば問題なく財源は確保出来る。
いつまでもこの程度の議論をしていると、ただでさえ遅い政策が一層遅れ、遅くなり、
小松左京さんを偲んで政治家はじめ国民の皆が日本沈没を読むべきだと思う。
TV局でも、うかれた夏祭りの野外映画でもいい。誰か放映しないだろうか?

ちまたでは円高に浮かれ、海外旅行や高級ブランド購入が増加しているという。
石原晋太郎氏が、我欲と天罰。愚劣な官僚、幼稚な国民。と批評する根底がここにあるのかもしれない。
全てはが起因している。

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