予定を大幅に遅れようやく自動火災通報装置「火事ですよ!」のリリースにこぎつけた。
昔から火災予防といえば拍子木による呼びかけ。
下諏訪では消防車の鐘を鳴らした呼びかけ。
結局は一人一人の注意しかない。
何故に長い間このままなのか?
人間だもの・・・忘れてしまいたいことばかりでなく、
忘れてしまうこともある。
母一人、娘一人
僕のモノづくりのベースはいつもここから始まる。
娘が勤め先から帰ったら火災で皆焼失してしまった。
こんな悲しいことはない。
火災警報器は鳴り響いているものの老いた老人が身動き取れなく逝ってしまう。
こんな悲しいことはない。
視覚障害者が火災にあったら・・・
考えただけで涙が出てくる。
如何なる設定をもって火災警報器の取り付けが義務付けられたのか知らない。
でも高齢化や核家族化が進む中
悲しい思いはしたくない。
高気密住宅が増える昨今
火の見やぐらから煙が見えた時は遅すぎる。
警備会社の火災警報器が働いたところで
警備員が現地に30分して駆け付け
それから消防署へ通報では遅すぎる。
人には逝き方を選ぶ権利があっていいのだと思う。
留守中家のことが心配になるのは誰とて同じこと。
たとえ独りでも住処なのだから・・・
消防署員の目的が火災撲滅というのならば
人による119番の通報を待っているのでなく、自動通報装置「火事ですよ!」を採用すべきである。
昼間勤めに出て人がいなかったならば、通報しようにもしようがない。
別荘や公民館など日ごろ人がいないところにも使用できる。
ランニングコストも電気代と電話代のみ。
どこからも課金されない。
何故に今までこうしたモノがなかったのか・・・
金星人がモノづくりをしているからだろう。