【アサカメ】

とうとう心配していたこの日が来てしまった
40年間愛読しているアサカメの休刊が決まった
日本のカメラ雑誌の中で唯一独自でレンズ・カメラ評価を行う「ニューフェース診断室」はメーカーのエンジニアにとっても登竜門だった
「木村伊兵衛賞」は新人写真家の登竜門でもあった
まさに日本を代表する総合カメラ誌は94年と日本最古の歴史を誇っていたことを知れば
日本の光学技術の衰退が背景にあるのかもしれない
スマホなどの復旧により映像文化は生活に浸透した
まさにソフト中心の世界となった
でもそれ故に新たなる技術研究を続けなければさらなる成長はない
無論多くの時間やお金が費やされる
でも決してそれが浪費でなく投資であることを今の経営者は知らない
知っていてもそれができない
金をかければ何でもできると思っている
故に開発型企業が育たない
アサカメはそんなエンジニアへの支援雑誌でもあった

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