【キプロス予波】

小国キプロスが世界を揺るがす。
何故に100万人程度の地中海の小国が世界を揺るがすのか。
ソ連崩壊後のロシア・マネーの避難先としてロシアの富裕層がキプロスの銀行を利用していた経緯があるらしい。
金が集まれば運用が始まり、キプロス銀行はギリシャ国債を大量に保有。
結果ギリシャ財政危機の影響を受け経営破綻。
EUとロシアに支援を要請。
EUは預金課税の条件提示。
ロシアは預金課税に反発。
キプロス予波
経済津波の予波がいたるところに見られるようになったことが面白い。
日本はと言えば、遠い異国の話しなど話題にも上らず、
違憲選挙を正そうともせず夏の参議院選もムードだけで乗り切ろうと躍起。
東日本復興は置き去り、
TPP問題。沖縄基地移転問題もアメリカの言いなりに強行採決。
政らぬ祭り事に姿を変えてしまっている。
経済が上向けば、万事好調を装う日本社会。
しかしその先には幾重にも闇が広がっていることなど知らぬふり。
(国民はふりでなく知っていないのかも知れない。)
食と農を疎かにし、物を崇め、原子力エネルギーに突っ走り粗製濫造をくり返しては資源を使い果たす・・・
負の部分を見ようとせずに、すべてツケを先送りしてきた。
その当然の報いがもうじき来る。
一日も早くその日が来ればいい。

東日本の復興を置き去り、南海トラフの予測をする人々に付ける薬などない。
220兆などのはした金が足元にも及ばぬ経済津波がこの国を呑み込んだとき、
申し訳なさそうに南海トラフも同時に起こればまさに祭り事。
スポーツ付きの人々からすればオリンピックとワールドカップとWBCと甲子園と大相撲が一緒に来たようなものか・・・
どれを観ればよいのか、何をすればよいのかわからない。
これまたうれし楽しきこと。

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