【Gundlach Ultrastigment 50mm F1.9 : それがカメラの進む道】

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休みにしかできないHPの更新
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次々にいろんなレンズが送られてくる
Gundlach Ultrastigment 50mm F1.9
ultrastigmat composition (1)
レンズ構成:4群4枚
レンズ設計:1916年
トリプレットを起源としゾナーに繋がる非対称型標準レンズ設計において初めて前群を分離し、空気レンズを取り入れた先駆者。(Net引用)

なる説明がありSonner繋がるレンズと説明がある。しかしこれは明らかにErnostarである。
Sonnerなる光学系は光の損失を防ぐために2群レンズを貼りあわせにしたはずである。

Tripletは1894年にH.D.Taylorにより設計された。
対称系の構成は単純な構成にも関わらずコマ収差、歪曲収差などもよく補正できる優れたタイプと言える。
トリプレットの発展形としてTesserやErnostarが生まれた。
SonnerはErnostarの改良系に位置する。
その間22年。
この時代においてこの22年を長いと考えるか、短いと考えるか。
コンピュータも何もない時代によくもここまで進化した気がする。
コンピュータも何もないからこそ理論が生まれたことを考えれば
現代はその理論に則り、
消去しきれぬ収差に対し光学エンジンなるもので現実に沿った絵作りをしているに過ぎない。
今なぜにオールドレンズが見直されるのか
画像処理により化粧をしたデジタルな絵なのでなく
収差が醸し出す空間が見直されはじまているからなのだと思う

平面を平面に写し込むのであれば収差がない方がよいだろう
でも被写体が立体であれば
そこの収差の存在意味がある

だから突き詰めれば魚眼になるのだけれど・・・

カメラ業界の不振に多くの資源を投じてレンズを作るのであれば
光学エンジンなど無くした
レンズ本来の味がわかるすっぴんカメラをつくればいい
色付されぬ撮像素子(カメラ)さえあればレンズの味が浮き立つ
それがカメラの進む道
R1105432
Gundlach Ultrastigment 50mm F1.9
PM2.5をも忠実に映し出す
GXR+A12

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